もうすっかり葉桜になって、やわらかい若緑になった緑道ですが、
ボリュームのある八重桜は今が盛りです。
さて、この季節は、陽当たりの良い野山に山菜採りの楽しみに愛好家が、繰り出します。
三浦の自宅付近には、蕗の薹や明日葉、土筆などは普通に目にして摘む事が出来ますよ。
待ち兼ねた春にエネルギーが一斉に萌え出しますから、
これは厳しい冬を乗り越えた動物達にとっても、ご馳走なのです。
ところが、植物達も簡単に食べらる訳にいきませんから、大抵は、苦味、エグ味があります。
たらの芽の枝には鋭い棘がビッシリ。それを皮手袋をして従兄弟が摘んできて届けてくれました。
スーパーなどで、売っている親指ほどの芽が綺麗に並んでいるのは栽培物で、
自然の物はずっと力強い新芽でいかにも食べたら元気が出そうです。
それを店で早速、天ぷらにしました。残念ながら、3日間で終了。
代わりに春野菜の山ウドや筍が料理メニューに顔をみせましたので、
是非、春ならではの口福をお楽しみ下さいね。