投稿者「sinkou」のアーカイブ

5月25日(金) アサリとウズラの卵の芸術的模様/臨時休業のお知らせ。

緑が濃くなって来ると、私の子供の頃の楽しみの一つに潮干狩りがありました。

生まれ育った横須賀には、アサリが採れる海岸が多く、

夏島の貝塚は日本で最古の場所です。

小さい子でも、短い時間に直ぐにバケツに一杯とれて、

家に帰ると、味噌汁、アサリの炊きこみご飯、アサリの佃煮と料理が並びました。

神港では、今の季節、身がギッシリ入ったアサリの酒蒸しや味噌汁にします。

海水位の塩水につけて暫くすると、長い口を出して、水鉄砲をするように水を飛ばしますが、

同時に砂も吐きます。

お客様の召し上っだ後の貝殻を何気無く見ると、

1つ1つがステキなデザインの模様です。

貝が自分で柄を決めているとしたらかなり個性的ですね。

取れた場所によって似たのがあるようです。

御通しにつけることもあるウズラの卵の殻も色々あって見飽きません。

これは、本当か嘘か同じ親だと柄が同じだと聞いたことがあります。面白いですね。

臨時休業のお知らせ
29日(火)、30日(水)は、勝手ながらお休みさせて頂きます。またのお越しをお待ちしております。

5月18日(金) 店の周りの猫達

店に置いてある本の大部分が猫関係の本なのでお客様からなぜ?と尋ねられます。

神港が、三崎にあった時、猫は地域猫として可愛いがられ、

板前さんや店員さんにご飯をもらって良い距離で辺りの空気を和やかにしてくれていました。

神港には、クロとピーという2匹の猫がいて、

お客様に可愛いがられ、猫がご縁で、こちらに移ってもおいで下さっている方もあります。

保護猫、里親の会などと関わっていたこともあり、

自宅にもずっと猫がおりましたが、昨年22才で亡くなりました。

三浦から浜町まで通っているのも、そんな理由もありました。

昨今の猫ブームも犬と違い散歩や躾など余り手間がかからないし、

ご飯代もさほどというのが良いのでしょうね。

浜町の店裏の関豆腐店のミヨちゃん、路地のお弁当屋さんのミケ。

荒汐部屋には本も出ているムギとモル。

私も疲れた時には人形町の保護猫カフェ[たまゆら]へ。

元気になりますよ。

5月11日(金) 風薫る爽やかな5月

ついこの間まて、葉を落としていた、浜町公園に続くイチョウや店前の欅は

目にも鮮やかな緑で思わず深呼吸をしてしまいました。

皆様G.Wは如何お過ごしでしたか?

自宅のある三浦はこの時期は車が渋滞して大変なので、遠出はせずに、

いつもお世話になっている漁師さんや、釣り師の海風さん、港のおじさん達と、

お話ししたり魚を分けてもらったりしました。

口々に出てくるのは「魚が獲れなくなった」という話。

それでも、やっと釣れ出したカマス、今や貴重なメトゥイカ、

いよいよ脂がのって美味しくなったピカピカのアジをゲット。

連休後にも自宅の方にいつものようにタコやその日獲れた物が届いています。

アサリにも貝一杯に身が入って来ました。

連休明けでお疲れのお客様、神港でごゆっくりとお過ごし下さいね。

写真は海岸の浜昼顔です。

4月20日(金) ゴールデンウィークの営業予定。

G.Wの営業日のお知らせ。

28日(土)ランチ営業、29日(日)お休み
30日(月).5月1日(火).2日(水)は昼夜営業。 3日(木)~6日(日)まで連休になります。又、勝手ながら、来週月曜日23日の夕方からの営業はお休みさせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

***

先週末、鶴岡に行って来ました。雪を冠った月山と鳥海山に続く田植えを待つ庄内平野、

そして、どこもかしこも満開の桜。春が溢れていましたよ。

お土産はアグリセンターで買った山菜。

笹竹やコゴミ、蕗の薹、たらの芽やアマドコロ。

こちらでは余り知られていないアマドコロはさっと湯がいてお浸しや和え物に。

思ったほどアクやくせが無く、シャキシャキとした歯応えですっかり気に入りました。

孟宗竹や月山竹、根曲り竹などの筍はもう少し先だそうです。

さて、定宿にしている湯田川温泉で、温泉を使って籾を殺菌して、

発芽を促している光景をみました。

飛び切り美味しい「つや姫」の秘密をみつけました。

もちろん、そこでなければ買えないお酒もお土産の中にありますよ。

 

4月13日(金) 鶴岡と神港のご縁。

ホーホケキョの鳴き声に見送られる心地良い朝です。

さて、何度となく訪れてその度に人、文カ、土地、食べ物に魅了される山形県鶴岡。

日本で唯一、ユネスコの食文化創造都市に選ばれただけあって、

最寄り空港も、おいしい庄内空港という名前です。

庄内平野は言わずと知れたお米の産地。

出羽三山の清らかな水ときたら、やはりお酒。酒井様の城下町で、

天領地の大山地区では、江戸時代から酒造りが盛んで、

現在は、加藤清正の子孫という加藤嘉八郎酒造を含め4件の酒造会社が

すっきりとした辛口の酒をつくっています。

神港では、三崎で15年営業していた時のお客様とのご縁で、毎年2、3回、鶴岡で楽しんでいます。

春のお雛菓子、サクランボ、だだちゃ豆、

温海の赤蕪漬けなどの特産品を友人が送って下さいます。

浜町の店で使っているのは、主人の一押しの加藤加藤八郎酒造の大山、

と十水(とみず)で旨辛口のお酒で大変おいしいお酒で、最高金賞も連続受賞しています。

毎年2月に雪の中催される新酒蔵祭りも楽しみなイベントです。

その加藤さんが、昭和初期に莫大な私財を投じて城址の桜の山を公園に整備して、

毎年、桜祭りが開催されます。

というわけで、14日(土)はお店をお休みさせて頂き、桜の鶴岡に行ってまいります。

皆さんへのお土産は何にしましょう。お楽しみに。

4月6日(金) 春は、苦味。

もうすっかり葉桜になって、やわらかい若緑になった緑道ですが、

ボリュームのある八重桜は今が盛りです。

さて、この季節は、陽当たりの良い野山に山菜採りの楽しみに愛好家が、繰り出します。

三浦の自宅付近には、蕗の薹や明日葉、土筆などは普通に目にして摘む事が出来ますよ。

待ち兼ねた春にエネルギーが一斉に萌え出しますから、

これは厳しい冬を乗り越えた動物達にとっても、ご馳走なのです。

ところが、植物達も簡単に食べらる訳にいきませんから、大抵は、苦味、エグ味があります。

たらの芽の枝には鋭い棘がビッシリ。それを皮手袋をして従兄弟が摘んできて届けてくれました。

スーパーなどで、売っている親指ほどの芽が綺麗に並んでいるのは栽培物で、

自然の物はずっと力強い新芽でいかにも食べたら元気が出そうです。

それを店で早速、天ぷらにしました。残念ながら、3日間で終了。

代わりに春野菜の山ウドや筍が料理メニューに顔をみせましたので、

是非、春ならではの口福をお楽しみ下さいね。

3月30日(金) 鮮やかな赤色野菜にビックリ!

浜町界隈の桜は、瞬く間に満開になり、早くも散り始め、さながら桜吹雪です。

さて、三浦市特産の赤大根、レディサラダは名前の通り皮はチェリーピンク色で

中は普通の大根と同様です。

ピンクは女性を表し、生食用なので、この名が。

三浦大根に外来種を交配したものと聞いています。

先日、農家さんから分けていただいた青皮紅芯大根は、名前のとおり、

丸みを帯びた小ぶりの青首大根です。

これらを薄切りにして、軽く塩にした後、三杯酢につけると、

中の部分が鮮やかなピンクや赤色に染まります。

初めて作った時はビックリでしたよ。

紫キャベツやレッドオニオンでも同様に作り、お漬物や焼き物に添えたりします。

神港は開店当初から化調や添加物は使っていませんが、

紅花紅芯大根は真っ赤という感じで、さすが中国から輸入された品種と感心してしまいました。

赤、紫、緑、黄色、白、黄緑と野菜も色が様々、楽しいですね。

3月23日(金) サイタ サイタ サクラガ サイタ

暑さ寒さも彼岸までと言われますが、今年のお彼岸の中日は、

春の嵐と真冬並み寒気で都心も雪や霙が降りました。

そんな中、浜町界隈の桜は、五分咲きで、冷たい雨に打たれていました。

神港では、桜が咲く時期になると、手作りの桜の花びらの付いたガラスのお猪口、

桜の花の絵の小皿や小鉢やデザート皿、そして、煮物の人参が、桜の花に型抜きしたり、

甘酢でピンクになった大根を花びらに型抜きしてお漬物に添えたり。

店の中でも桜の季節を感じていただこうと思っています。

桜の句は色々ありますね。

[明日ありと思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは]これは、親鸞聖人。

[木の下に汁も膾も桜かな]松尾芭蕉。

[酒なくて、何でおのれが桜かな]これは?

お花見は、今週、来週良さそうですね。お花とも一期一会、お楽しみ下さいね。

3月16日(金) 春ですね~。美味しい魚の漬け。

3月に入ると、待ち構えていた様に春が一気にやって来ました。

この日曜日は、春のお彼岸の入り。

都内の、桜の開花も来週の予想ですが、花見で一杯は、もう少しかかりそうです。

さて、神港には、毎年、大山や宗玄の蔵元さんから、上等な酒粕が送られて来ます。

酒粕を使って、塩にした、サワラ、銀ダラ、生メカジキ、金メ、ホタテ貝などを漬けます。

人形町にある、魚久さんや、浜ノ院さんは、京都が元ですから、

西京味噌を使った、甘いものが主流です。

魚久さんは、西京味噌に粕を混ぜた床です。

浜ノ院さんは、浜町漬けと言う、江戸味噌を使ったのがあります。

ここのを食べなければ江戸味噌と言うのを知りませんでした。

甘味噌で、江戸時代は、60%がこの手前味噌だった様ですが、

熟成期間が短く塩が少ないので、持ちが悪いのと、

戦時中は信州味噌の3倍も米の量がかかるので、贅沢品という事で禁止になり、

今では横浜で一社だけこの味噌を作っていますが、

老舗店のドジョウ鍋や土手鍋の味噌は、江戸甘味噌だそうです。

魚漬けは奥が深くて楽しい作業です。どうぞ、神港でお楽しみ下さいね。

お彼岸の中日21日(祝)は、ランチをしていますよ。

写真は人形町の貴婦人の様な白蓮

3月8日(木)    お陰様で、開店7周年

啓蟄もすぎ、寒さと暖かさを織りなしながら、日毎に春の只中に入っていきます。

三浦三崎で、15年、マグロや地魚、こだわり野菜で、

お客様をお迎えしていた「神港」がご縁を頂いて日本橋浜町の明治座近くに開店して、

早いもので本日7周年を迎える事が出来ました。

これも、皆々様のお陰と、心から感謝いたしております。

私は、毎日、三浦の自宅から通勤し、以前三崎でお世話になった漁師さん、

釣り師さん、タコ漁師さん、こだわり野菜の農家さんらが、

届けてくれる新鮮なものを毎日持ってきます。

マグロは重いですから、三崎から直送です。

こちらにお店を出して、幸せだなぁ、と思うのは、お客様に本当に恵まれていることです。

これからも、神港に行くと実家とか、気の置けない友人の家にいるように、

ホッと出来て、元気が出るような店でありたいと思っておりますので

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

写真は、三崎時代のお客様から毎年この季節に送って頂く山形県鶴岡市の雛菓子です。