9月24 海と畑から秋味が届きました。

通勤の道すがら、甘酒横丁の呉服屋さんのショーウィンドウ にひときわ目を引く着物が。

濃い色の地に白い曼珠沙華が描かれていました。

真紅の花でないのは、この花が霊界への橋渡しという意味のあるのを、

より一層、思い出させてくれます。

さて、先月のお盆明けに山形県鶴岡の友人から味が濃くていくらでも食べてしまいそうになる“

だだ茶豆(お父ちゃん)”をたくさん送ってもらい、お客様にも楽しんで頂きましたが、

豆も奥手の“がが茶豆(お母ちゃん)”になりました。

豆の種類も「秘伝」というもので粒の大きさは日本一と言われていて、

今の時期は枝豆として、冬は乾燥させた青大豆をひたし豆で頂きます。

山形県では、秘伝を枝豆で食べるのは9月のお彼岸位までですが、

新潟の友人は10月だと言っていました。だだ茶豆、がが茶豆、

そして、あんちゃ豆(兄ちゃん)なんていうのもあるそうですよ。

それぞれが、味に特徴があってとても美味しいです。

先日、魚屋の前を通ったら、時鮭(ときしらず)の塩鮭にした大きな頭があったので、

紅鮭の身と、この頭を3個買って大鍋でコトコト灰汁を取りながら丸2日ほど煮た後、

宗玄の大吟醸の酒粕、大山の諸白と最高級の酒粕を加えて注意深く弱火で煮ました。

酒粕ですから、アルコールも多少含まれています。

私は、下戸ですから、炊きたての御飯に。いつもは、もっと、暮れ近くに作るのですが、

時鮭は、脂があって新巻鮭とは又違った美味しさです。ご馳走しますね。

9月14日(水)魯山人の鮪茶漬け、連休のお知らせ。

あれ程、喧しく鳴いていた蝉が、いつの間にか秋の虫の音に代わり、

気がつけば明日は十五夜です。

さて、いつもランチの鮪の漬けを召し上がって下さるお客様が、

この漬けをお茶漬けにしたら、いいんじゃないのと、

魯山人の鮪茶漬けが書かれている文のコピーをもってきてくれました。

「魯山人の食卓」という本からの引用で、私も早速、本を買って読んでみました。

文中の鮪茶漬けというところに、鯛は関西が良く、鮪は東京がいい。

その意味からいっても、東京は、鯛茶漬けより鮪の茶漬けを用いてしかるべきであろう。とあります。

用いる鮪はもとより、御飯(炊き方、温度)お茶(種類、淹れかた、温度)

添えるもの(この場合、大根おろし、山葵)のうんちくが書かれていました。

漬けにした鮪を使うのではなく、刺し身を3切れのせて、

適当に醤油をかけた上にお茶を注ぎ添えた大根おろしと山葵を混ぜていただくというものです。

やってみましたが、お醤油の加減も難しいので、店の味の付いた漬けもいいかな、と。

大根おろしも良いけれど定番の、小葱と海苔に山葵でも。

魯山人先生から野暮ったくて話にならない、と怒られそうですね。

夜の、〆にお作りしますよ。

 

[臨時休業のお知らせ]
誠に勝ってながら、18日(日)、19日(月、祝)は、連休させて頂きます。尚、17日(土)、22(木、祝)は、ランチのみ営業いたしますので、よろしくお願い致します。

8月29日(月) 迷走台風10号。臨時休業のお知らせ

台風9号で、三浦市は、大雨洪水、波浪、竜巻と4つも警報が出て、

激しい風雨にさらされていたので、外に出る事が出来ず、

先週の月曜日は、お店は、お休みしました。

翌日からは、築地も荷は少ないものの何とか品揃えし、

三浦の漁師さんから翌日にはタコも届きました。

さて、迷走台風10号は勢力を保って関東、東北に上陸しそうで警戒が必要です。

私も、三浦半島から通勤なので京急線が不通ですと店はお休みになりますが、

進路の様子をみて店は、開きます。

台風の後は、かえって漁もあるとは、漁師さんの言葉。

鶴岡から、台風襲来の前には急いで収穫した「だだちゃ豆」も届く予定ですから、

それもお楽しみに。

 

(臨時休業のお知らせ)

誠に勝手ながら、9月2日(金)3日(土)、4(日)は、お休みさせて頂きます。

どうぞよろしくお願い致します。

7月29日(金) 暑中御見舞い申し上げます。お盆休みのお知らせ。

やっと梅雨が明けました。

私の暑中御見舞いを書く目安は、梅雨明けから立秋までの間で今年は8月7日なので、

ホンの10日ばかりの間です。

翌日からは残暑見舞いになりますが、不思議とその頃どんなに暑くとも、

アキアカネ(赤とんぼ)が早くも飛んでいます。

人間はひたすら暑い、暑いを連発していますが、ね。さ

て、この盛夏には、冷たい喉越しの良いものも良いのですが、

店では、逆に温かい汁物や煮物をお勧めしています。

三浦の農家こだわりの冬瓜は、夏バテによいそうで、

海老は、ナマの海老でなくてそれだけで十分オツマミになる乾し蝦を使っています。

餡かけしないでスープ物のように召し上がっていただきます。

それから、秋の鰹のように脂は乗っていませんが、サッパリした今時の鰹は、

もちろんお刺身やタタキでも良いのですが、敢えてナマリを作って、生姜を加えて煮たり、

冷や奴に添えたり。大根、油揚げとナマリも美味しい煮物です。

新物の蓮根や牛蒡の煮物もお酒の良い当てですよね。書き出すと切りがありません。

明日は、土用の丑ですから、ウナギや牛のように上にウのつくものを食べると

夏バテしないそうですよ。どうぞ、お元気で神港にお顔を見せて下さいね。

「お休みのお知らせ」

8月6日(土)臨時休業。日本初のユネスコ食文化創造都市に選ばれた鶴岡に又々行ってきます。

13日から16日までお盆休みとさせて頂きます。どうぞよろしく。

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7月13日(水) 竜宮の乙姫の元結いの切り外し…って何? 連休のお知らせ

聞いたこともない長ったらしい竜宮の~切り外し、は、

太陽光が射す浅い海底に 生える海草のアマモの別名です。

アマモはワカメや昆布のように岩に張り付いている海藻ではなくて、

陸上の植物のように海底に根を張り種で増えます。

それが草原のように広がり、そこが魚達の餌場になったり産卵場になります。

よく海の揺り籠といわれます。ここでアワビや床伏、ウニなどが育ちます。

ところが、近年海洋汚染やアイゴやウニの食害が進み、

アマモが生育出来なくなって磯焼けといわれる状態になり豊かな海が消えてしまいました。

三浦では、6月1日から、9月の20日まで、漁師さんは、素潜り漁が始まっています。

私が子供の頃は(かれこれ60年近く前ですから、比較になりませんね。)

大潮で潮が引いて海底の岩が見えるようなとき、岩を返すと鮑や床伏がくっついていて、

すぐにバケツが一杯になりました。三崎の諸磯や小網代などは、

今は潜っても仕事にならないと漁師さんは、ぼやいています。

昔は、泳ぐとアマモが脚に巻き付いて危険な位に生えていてメトイカの産卵場だったのに、

思い出す度、残念でなりません。

近頃は金沢八景や葉山、もちろん三浦でもアマモの種を撒いたり植えたりして

人口的に藻場を作ろうと努力しています。

城ヶ島や東京湾側の浅瀬にはまだまだ、豊かな海が広がっていますよ。

鮑とまではいかなくても、磯物と呼んでいる、尻高、タマ、ニシ、亀の手など、

茹でたてを食べるのはこたえられません。近々、採ってきてご馳走しましょうね。
連休のお知らせ

誠に勝手ながら16日(土)~18日(月)までお休みさせていただきます。

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7月6日(水) 梅雨明けが待たれます。さて、ピーマンは、お好きですか?

紫陽花の花の色が少し褪せてくると、梅雨明けまでもう少しです。

三浦の漁師さんからは本カマスやお刺身で食べられそうなカサゴなどが届きましたが、

今は何と言ってもアジが美味しいですね。

でもどういうわけか、日によって、丸々と、美味しそうなのもあれば、

スレンダーで余り脂が乗っていないのもあります。

概して、東京湾側のは美味しいのですが、相模湾のは細身が多いように感じます。

エサのせいでしょうかね。

7月1日の半夏生には、もちろん三浦のタコ漁師さんが持って来てくれた地タコを

茹でてお刺身で召し上がって頂いた他に、タコをたっぷり入れて炊いたタコ飯をご用意しました。

その日にお見えだったお客様は、ニコニコ顔でしたよ。又、近いうちにご馳走しますね。

今日は、三浦のこだわり野菜のピーマンがたくさん届きましたので、

何にしようかと考えて、やっぱり定番のピーマンの肉詰めにしましたが、

そこは神港、とびきり上等なトマトソースで仕上げる事に。

これって、キリッとした日本酒にも合うかもしれませんね、

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6月25日(土) 半夏生(はんげしょう)には、タコを食べる?

半夏生は1年の季節ごとに名づけられた雑節の1つで、

昔は夏至から数えて11日目をその日としていたようです。

ちょうど梅雨が終わる頃にあたり農家ではその頃までに田植えや、

農作業を終わらせる目安にしていたようです。

私が知っている半夏生は葉っぱの一部が白くなる植物で、ずっと半化粧だと思っていました。

この 半夏生の時にタコを食べる風習は主に関西方面で行われているようで、

田植えのあと、神様にタコのように稲がしっかりと根を張るようにと祈ったようです。

今の季節はタコが美味しい時ですし、疲労回復にもよいので、理にかなっていますね。

関東では馴染みが無かった事ですが、恵方巻き同様、商業ベースに乗って広まりそうですね。

今年の半夏生は7月1日だそうですが、

神港では三浦のタコ漁師さんから届いた旨味がギュッと詰まったタコが

皆様をお待ちしていますよ。

辛口のキリッとした冷酒と、どうぞ。

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6月16日(木)梅雨時の口福。 臨時休業のお知らせ。

梅雨時特有の水分を多く含んだ空気が鮮やかな紫陽花を包んでいます。

こんな肌寒いような蒸し暑いような時は、さっぱりと、磯の香りを残した寒天は如何でしょう。

三浦の磯で刈ったり拾ったりした海藻の天草を紅褐色が黄色っぽい色になるまで、

水をかけて晒し干す作業を繰り返します。

こうなったら後は水とちょっとお酢を加えて煮溶かして濾して固めれば寒天の完成です。

神港ではさっぱりとキュウリやタコと酢の物にしたり、

定番のトコロテンや、餡蜜を楽しんで頂いていますので、ぜひお試し下さいね。

臨時休業のお知らせ。誠に勝手ながら、6月20日(月)はお休みさせて頂きます。

神港で皆様にお楽しみ頂いている山形県鶴岡市の清酒(大山)の加藤嘉八郎商店と

寒河江の(明るく楽しく元気よく)の千代寿虎屋さんに行って来ようと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。

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6月6日(月) 梅雨に入りました。

アジサイが色つくのがサインか、いよいよ梅雨入りです。

鬱陶しいと思わず、この時期の楽しみを毎日見つけて過ごしましょうね。

昨日は、釣り師の海風さんが小さい頃から魅了されているNゲージの催しに行って来ました。

三浦市の福祉祭りで彼が中心になり、実際にレールの上を手作りの沢山の電車を

三浦の風景を模したジオラマの間を走らせ、私も運転して歓声を上げて来ました。

以前も書いたと思いますが、彼の魚を扱う心は愛がある、というか、

本当に丁寧で手を抜きません。彼の釣った魚は美しいのです。

扱う私達も自ずから雑にはできません。

昨日の鉄道模型の会に行って、あらためて彼の釣ってくるお魚を扱えてよかった、と思いました。

今日も 朝4時には海のだよ、とメール。今の時期は本カマスですよ。

5月26日(木)臨時休業のお知らせ。

誠に勝手ながら、28日(土)の営業はお休みさせて頂きます。よろしくお願い致します。

三浦海岸の石鯛、黒鯛専門の釣り好きお兄さんが、三崎はアオリイカが随分釣れているらしいね、と。

すぐに店の釣り師の海風さんに連絡したら、「今は産卵期だから俺は釣らない!」と、キッパリ。

それでこそ、神港の釣り師さん。店では、この時期、白イカを使っています。

いつまでも、美味しいお魚がいただけますように。