立春が過ぎ、早朝は指先がジンジンする寒さですが、
三浦海岸の駅前の河津桜は早くも満開で、さながらピンクの雲がかかったようです。
さて、夜のお客様には、立春初絞りの新酒と手作りの鰯の目刺しや新ワカメ等で、
早春をお楽しみ頂いています。
このお酒は奥多摩の澤ノ井酒造さんの物で、ここの蔵元さんはこの立春初絞りのように、
季節でお酒を出していて、2月には、春の雪、3月はピンクの瓶に入った花見新酒などがあり、
名前も素敵です。
本当に雪見酒、花見酒、月見酒と楽しみが多く、
その都度、その季節の特別な食材でお客様の笑顔を思いながら肴をご用意するのも私の喜びです。
さて、今週の土日は、皆さんにおなじみの、
山形鶴岡の加藤嘉八郎商店の「大山」がある大山地区の酒蔵4つが開催する
大山新酒蔵祭りに行ってきます。
過去何回か行っていますが、年々参加者が増え3000人以上が蔵元さん前に並びますが、
吹雪いているときなど、かなり辛いのです。
そんな時は大きなヤカンにお燗したお酒が手にしたお猪口に注がれて、
会場に入る前から上機嫌です。
私は下戸なのにこの雰囲気がたまらなく好きで行ってしまいます。
(各酒蔵さんに甘酒もあるので)お土産、何にしようかしら。お楽しみね。