神港のこのブログでも、以前から何度も紹介している、鶴岡市大山地区の加藤嘉八郎酒造。加藤清正を祖先にもち、江戸時代初期から酒造りをしている天領のこの地で、明治から創業している加藤酒造。
先週末から私は鶴岡で、いつもなら必ず加藤さんにお寄りするのですが、今回は、物産館で、加藤酒造の地域だけで完売してしまう特別なお酒を数種類買い店に送りました。
2日後の夜の震度6強の地震。すぐに専務の嘉隆さんに連絡。土蔵の崩壊、機械の破損、破瓶などあるけれど人的被害はないので大丈夫ですと。一夜明けて見ると被害状況が明らかに。
テレビではガックリ肩を落として呆然としている彼の姿。何と、半年間手塩にかけて育んだ特別な吟醸酒を含めて5000本以上が破瓶。言葉もありません。ただ、ただ、1日も早い復興を祈るばかりです。