3月29日(金) 磯の口開け。

今年は例年より少し早く緑道や浜町公園の桜が開花し、今週末は桜祭りで多くの人で賑わいます。


この頃になると、水が温み、三崎の浜では一斉に磯の口が開きます。岩場の潮が引いた後の岩の穴や窪みに、小さい巻貝が固まっています。

私の子供の頃(半世紀以上も前!)、背中に春の陽光を浴びながら夢中でタマ、ニシ、大きな岩を退けるとトコブシが付いていて大興奮。

それらの貝をよく洗って、水に塩と、酒をいれた鍋で茹でます。強火やグラグラはダメです。茹で上がったのを爪楊枝で突いてクルッと貝を回すと肝までとれますから、それをパクリです。磯の香りが口一杯広がります。

今は、そんな磯が少なくなり魚屋では幻のニシ貝なんて高価で売られていてビックリ。漁師さんが、そのニシを分けてくれたので、早速茹でました。酒の肴に最高のアテですね。

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