5月から6月ころ、この辺の海岸近くに自生する低木で、小さな白とピンクの花を咲かせている木を見たことがありますか?
あれは、箱根空木という木です。始めは白い花で、段々、ピンク色に変わってきます。
別名、平家の白、源氏の赤に因んで、源平空木とも、いうようです。
三崎のアチコチで可愛い花を咲かせている木を見つけたら、名前を思いだして下さいね。
茎の中が空洞になっているので、空木といいます。
箱根がつかない普通の空木は白い花が咲く、卯の花です。
夏は来ぬ、で歌われている花です。
さて、三浦市は450年に渡り栄華を誇った三浦一族の終焉の地で、
北条氏との熾烈な戦いに敗れ滅亡したのですが、毎年、三浦一族の鎮魂行事として、行われるのが「道寸祭り」です。
今年は、29日(日)に油壺荒井浜海岸で、昼過ぎ位から行われます。
見ものは、流鏑馬より実戦的で砂浜を勇壮に駆け抜ける古弓馬術で、
笠懸けといい、多少の雨なら2時ころから、実施されますので、是非、いらして下さいね。