去年の晩秋に種を付けた養殖ワカメが、寒中しっかりと成長し、
三浦の漁師さんが届けてくれました。
昨年は、暖冬のせいで天然も養殖も生育出来ず、
特に城ヶ島から相模湾沿いの所は、養殖が始まった以来の不作でした。
それでも東京湾側は、少し収穫できたようです。
アイゴが新芽を食べてしまう害も重なり今年の様子を漁師さん達は心配していましたが、
長い寒波の影響が、良い方に働き、1mを超えたところで、収穫が始まりました。
褐色の海の植物。韓国と日本を除いては余り食されず、
むしろ侵略的外来種として迷惑がられているワカメ。
残念なことに欧米人は、消化する酵素がなく食べられないのだそう。
神港では、良く水洗いしたワカメを熱湯にいれ
鮮やかな緑色になったものを味噌汁や酢の物、サラダでお出ししています。
磯の香りとシャキシャキとした歯ごたえは、今の季節の口悦ですね。
ワカメの茎もメカブもそれぞれ絶品の肴になります。
漁師さん、ありがとうございます。写真は、茹でる前と後のワカメです。