9月14日(水)魯山人の鮪茶漬け、連休のお知らせ。

あれ程、喧しく鳴いていた蝉が、いつの間にか秋の虫の音に代わり、

気がつけば明日は十五夜です。

さて、いつもランチの鮪の漬けを召し上がって下さるお客様が、

この漬けをお茶漬けにしたら、いいんじゃないのと、

魯山人の鮪茶漬けが書かれている文のコピーをもってきてくれました。

「魯山人の食卓」という本からの引用で、私も早速、本を買って読んでみました。

文中の鮪茶漬けというところに、鯛は関西が良く、鮪は東京がいい。

その意味からいっても、東京は、鯛茶漬けより鮪の茶漬けを用いてしかるべきであろう。とあります。

用いる鮪はもとより、御飯(炊き方、温度)お茶(種類、淹れかた、温度)

添えるもの(この場合、大根おろし、山葵)のうんちくが書かれていました。

漬けにした鮪を使うのではなく、刺し身を3切れのせて、

適当に醤油をかけた上にお茶を注ぎ添えた大根おろしと山葵を混ぜていただくというものです。

やってみましたが、お醤油の加減も難しいので、店の味の付いた漬けもいいかな、と。

大根おろしも良いけれど定番の、小葱と海苔に山葵でも。

魯山人先生から野暮ったくて話にならない、と怒られそうですね。

夜の、〆にお作りしますよ。

 

[臨時休業のお知らせ]
誠に勝ってながら、18日(日)、19日(月、祝)は、連休させて頂きます。尚、17日(土)、22(木、祝)は、ランチのみ営業いたしますので、よろしくお願い致します。

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